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閉塞感を壊すには・・・


少子化が叫ばれてから、有効的な対策もなく20年の月日が流れた。いまだに少子化問題を解決する手段が見つからず、少子化に歯止めがきかない。少子化の前に結婚をしない若者が増え、結婚しても子供を作らない夫婦が多いことが少子化の原因だが、そもそも結婚に価値を見いだせない世代であるということだ。

こと地方の農業現場においては、過疎化、後継者不足に加えて、少子化というから事態はかなり深刻である。昔は地域に世話好きのおじさんやおばさんがいて、結婚を取り持つ仲人役を買って出たというが、今の時代だと余計なお節介と言われてしまう。でも、そんな余計なお節介でもしなければ、少子化問題は解決の糸口を見いだせないかもしれない。

この仲人役という役割は何も結婚を取り持つことに限らない、商取引においても仲人役は存在する、それはブローカーと呼ばれる。ブローカーは仲介役と訳されるが、あこぎな不動産ブローカーや麻薬ブローカーのせいで、悪いイメージばかりが先行してしまう。ブローカーの本来の役割は、商品を売りたいヒトと買いたいヒトの間を取り持ち、その見返りとして手数料を受け取ることで、社会的にも真っ当な職業である。

筆者の取柄といえば、ヒトとヒト、企業と企業、売りたい人と買いたい人といったような間を取り持つことだが、若いころから自然とその能力に磨きをかけてきた。しかしながら、これらのことはボランティアとしていわゆる余計なお節介をしてやってきただけのことだが、もしかすると、そんなお節介なことがビジネスとして成立するのではないかと思うようになってきたのだ。

コミュニケーションがLINEやFacebookといったSNSに傾倒すればするほど、ヒト対ヒトの信頼関係は薄れていくような気がする。ネット上で繋がっているようだが、本当の意味では繋がってない空しさが社会を取り巻いている。そのため、目を見て会話ができない、声をかけられない、人前で笑えないといったコミュニケーション能力が欠落してきている。だからこそ、余計なお節介をする人や役割が必要で、あらゆる場面で求められるのではないかと考える。婚活ブローカーでもいいし、就活ブローカーなんてものがあったっていい。

さて、農業においては、6次産業化で農家自らが販売していくことを求められているが、それは至極大変なことなので、買いたいスーパーやメーカーを見つけ紹介するブローカーの役割はますます重要になってくると思う。しかし、商社のように大きな資本で持って買い叩いて仕入れ、買い手に売ることではなく、生産者の要望と実需者の要望の間を取り持って取引条件を調整する役割のことをいう。生産者の交渉代理人と言ったら良いのか、生産者の要望を代弁して取引交渉を進めるといった、そんな農産物ブローカーという職業があってもいいのではないか。

投稿者について

大沼 康介

大沼 康介

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北海道札幌市生まれ(1969年)石狩市在住。農業をサポートする仕事に携わって10年、知れば知るほど農業界の奥深さを実感。 多くの起業家が生まれる土壌を北海道に作りたい。 北海道の開拓魂が日本を変える力になると信じて、起業と新産業の創出を後押ししていきたい。 新規事業のサーバーとしての役割を発揮できるよう、自分自身も起業家精神を忘れることなく邁進していきます!

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