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絵本「おかあさん牛からのおくりもの」がおもしろい


北海道、オホーツク地方のとある牧場を舞台とした絵本。

酪農家の日々の仕事や、家畜として産まれてきた牛の一生とその後がとてもリアルに描かれていて、酪農家が「これ一冊で全部分かる」と大絶賛したほど内容が詰まっている。子供には刺激の強い描写もあり、もしかしたら読んだあと牛乳や肉を嫌がるかもしれないが、私たち人間が普段口にする食事が、動植物からいただいているということに改めて気づかされるだろう。

話は変わるが、私の親は食事作法にうるさく、一度箸をつけたおかずは残してはいけない(残すくらいなら最初から箸を付けるな!)、茶碗にご飯粒を残してはいけない、など食べ残しについて特に厳しかった。ごく当たり前の事のようだが食事を残す人を多く見かけるのはなぜだろう。スーパーに行けばお惣菜・冷凍食品・レトルト食品・即席麺が安価で販売され、店に行けばワンコインで釣りがくる食事ができる。わざわざ時間と手間をかけ調理をする必要がないのだ。そんなお手軽でお手頃な料理に感謝の気持ちは芽生えず、残す事に罪悪感を感じないのは当然かもしれない。だが、どんな料理にもたくさんの命が使われている事を忘れないでほしい。某アニメの台詞に「この世の全ての食材に感謝をこめて、いただきます!」とあるが、目から鱗だった。いただきますを言う事が当たり前すぎて忘れていたが、本来いただきますとは食材となった命への感謝の意である。絶対に忘れてはいけない。

売られている肉は薄く小さいが、生きた牛はものすごく大きい。牛乳はもちろん、ヨーグルトもチーズもハンバーグも全部牛からいただいている。絵本「おかあさん牛からのおくりもの」から思い出す事、感じる事がたくさんあるだろう。酪農家を目指す人はもちろん、子供から大人までたくさんの人に読んでもらいたい。

投稿者について

今 真弓

今 真弓

url: http://ksk.hokkaido.jp
趣味はカメラ、ゲーム。好きな食べ物はアスパラと海老と肉。文章を書く事は苦手。よろしくお願いします。

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