N811_toridashitajyouzai500
531 Views

農業にできる医療とは・・・


高齢化で国の医療費負担が増える一方だが、医療費が増える原因はなにも高齢化だけとは限らない。私の親世代は、余程のことでもない限り、病院へは行かずに多少のことは我慢したものだ。現代人は、その手のテレビ番組の影響だろうか、少々のことで病院へ行く人が多い。

一般的な勤労世帯の医療費における自己負担率(窓口負担)は3割なので、残りの7割は保険でカバーされている。つまり医者にかかって3,000円の治療費を支払った場合には、実際には10,000円の治療費がかかっている。残りの7,000円は、毎月の給料から差し引かれる保険料を原資とする公的保険が支払っているのだ。

窓口負担が3割といっても、がんの治療などでは治療費の総額が月100万円を超えることもあるため、実際には自己負担率をさらに下げる措置が設けられていて、最終的には、国からの補助(税金)が4割、企業からの保険料徴収が2割、国民からの保険料徴収が3割、患者の自己負担は1割程度になるそうだ。

このような医療費負担が国を破綻させかねない事態になっている。2013年11月14日に公表した厚生労働省の報告によると、2011年度に病気やけがの治療で全国の医療機関に支払われた医療費の総額(国民医療費)が、前年度比1兆1648億円増(3.1%増)の38兆5850億円だったと発表した。国民1人当たりでは9,700円増(3.3%増)の30万1900円で、30万円を初めて突破。いずれも5年連続で過去最高を更新したそうだ。

こうした事態を改善するためには「医食同源」という考え方に立って、農業生産の段階から機能性を考えた取り組みを行い、食べることで健康を醸成するように、医療の考え方を大きく変えなければいけないと考える。発酵や貯蔵など日本の良き食文化に立ち返り、家庭や給食でできることから食事というものを医療という観点で見直してはいかがだろうか。

投稿者について

大沼 康介

大沼 康介

url: http://asa.hokkaido.jphttp://ksk.hokkaido.jp
北海道札幌市生まれ(1969年)石狩市在住。農業をサポートする仕事に携わって10年、知れば知るほど農業界の奥深さを実感。 多くの起業家が生まれる土壌を北海道に作りたい。 北海道の開拓魂が日本を変える力になると信じて、起業と新産業の創出を後押ししていきたい。 新規事業のサーバーとしての役割を発揮できるよう、自分自身も起業家精神を忘れることなく邁進していきます!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です